中小M&A検定に戻る
M&A実務難易度: 標準

中小企業M&A実務能力・倫理検定試験 一問一答|M&A実務 第125問

問題

譲り渡し側の仲介者Aには複数の譲り受け候補がいるが、そのうちD社から、DDに進む前に独占交渉権を付与するよう求められた。Aの対応として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1独占交渉権が譲り渡し側の選択肢を狭め得ることを説明し、付与の有無と期間は当事者の意思で決めてもらう
  2. 2DDの費用を負担するのはD社なので、譲り渡し側の意向を確認するまでもなく期限を定めずに付与する
  3. 3成約までの期間を短くするため、Aの判断で独占交渉期間を決めて双方に通知する
  4. 4独占交渉権の条項は法的拘束力を持たないので、付与後に他社と交渉しても問題は生じないと説明する

正解

1. 独占交渉権が譲り渡し側の選択肢を狭め得ることを説明し、付与の有無と期間は当事者の意思で決めてもらう

詳しい解説を見る

解説

スキルマップ(2025年4月)は、譲り受け側はDDの実施にコストを負担するため基本的に独占交渉権の付与を求める一方、複数の候補先がいる場合には基本合意の締結や独占交渉権の付与が譲り渡し側の選択肢を狭めることにつながり得るとし、基本合意書の内容の調整は依頼者の希望を踏まえて行うべきとしている。したがって、付与の可否や期間は支援者の都合ではなく当事者の意思で決める。譲り渡し側の意向を確認せずに無期限で付与したり、支援者の判断で期間を決めたりするのは不適切である。基本合意書の独占交渉権・秘密保持義務には法的拘束力を認めるのが通常である。

一問一答

全480問を繰り返し学習

M&A実務の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では中小M&A検定の全780問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。中小企業M&A実務能力・倫理検定試験は中小企業庁が実施する検定で、M&A実務・財務税務・法務・倫理行動規範の4科目からCBT方式・四肢択一で60問程度が出題されます(初回は令和9年1月、出題の基準日は令和8年3月末日)。