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M&A実務難易度: 難

中小企業M&A実務能力・倫理検定試験 予想問題|M&A実務 第8問

問題

仲介会社A社の重要事項説明書では、成功報酬をレーマン方式(5億円以下の部分5%、5億円超10億円以下の部分4%)で計算し、報酬基準額は「企業価値(株式価額+ネット有利子負債(有利子負債-現預金等))」とされている。譲り渡し側B社の株式価額は3億円、有利子負債は2億5,000万円、現預金は5,000万円、有利子負債以外の負債は1億円、経営者からの役員借入金(有利子負債には含まれない)は3,000万円である。B社が支払う成功報酬(税抜)として正しいものはどれか。

選択肢

  1. 11,500万円
  2. 22,700万円
  3. 32,500万円
  4. 43,100万円

正解

3. 2,500万円

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解説

中小M&Aガイドライン(第3版)参考資料11の重要事項説明書サンプルは、報酬基準額の選択肢として、株式価額、オーナー受取額(株式価額+役員借入金)、企業価値(株式価額+ネット有利子負債)、移動総資産(株式価額+有利子負債+その他の負債)を挙げている。本問の企業価値は、3億円+(2億5,000万円-5,000万円)=5億円で、全額が5億円以下の階層に入るため、成功報酬は5億円×5%=2,500万円となる。株式価額3億円を基準とすれば1,500万円、現預金を差し引かずに5億5,000万円とすれば2,700万円、移動総資産6億5,000万円を基準とすれば3,100万円となる。同じ報酬率でも基準額の定義で報酬は大きく変わるため、算定基準を明確に説明する必要がある。

一問一答

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