中小M&A検定に戻る
財務・税務難易度: 難

中小企業M&A実務能力・倫理検定試験 予想問題|財務・税務 第31問

問題

グループ通算制度を適用している通算グループにおける法人税の軽減税率に関する記述として、令和8年3月31日時点の法令に照らし最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1資本金の額が1億円以下の通算法人は、他の通算法人の資本金の額にかかわらず、各法人ごとにそれぞれ年800万円以下の所得について、本則の19%の軽減税率の適用を受けることができる
  2. 2通算グループ内のいずれかの法人の期末の資本金の額が1億円を超える場合には、資本金の額が1億円以下の通算法人であっても、年800万円以下の所得に対する軽減税率は適用されない
  3. 3中小通算法人の軽減税率は、租税特別措置法により、通算法人以外の中小法人と同じく15%に引き下げられている
  4. 4中小通算法人の軽減税率の対象となる年800万円は、通算グループ全体で通算親法人がすべて使用する

正解

2. 通算グループ内のいずれかの法人の期末の資本金の額が1億円を超える場合には、資本金の額が1億円以下の通算法人であっても、年800万円以下の所得に対する軽減税率は適用されない

詳しい解説を見る

解説

通算法人のいずれかが期末資本金1億円超の法人などに該当すると、グループ内の全ての通算法人が大通算法人となり、年800万円以下の所得に対する軽減税率は適用されない(法人税法66条6項)。中小通算法人の軽減対象所得金額は、800万円を各中小通算法人の所得の金額の比で配分した額である(同条7項)。また、軽減税率を15%(所得10億円超の事業年度は17%)に引き下げる租税特別措置法42条の3の2第1項の特例は、対象から通算法人を除いているため、中小通算法人の軽減税率は本則の19%となる。通算制度を選ぶかどうかは、損益通算の効果とこうした不利益を比べて判断する。

一問一答

全480問を繰り返し学習

財務・税務の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では中小M&A検定の全780問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。中小企業M&A実務能力・倫理検定試験は中小企業庁が実施する検定で、M&A実務・財務税務・法務・倫理行動規範の4科目からCBT方式・四肢択一で60問程度が出題されます(初回は令和9年1月、出題の基準日は令和8年3月末日)。