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財務・税務難易度: 難

中小企業M&A実務能力・倫理検定試験 一問一答|財務・税務 第48問

問題

繰越欠損金控除前の当期の所得金額が1億円、控除できる期間内の繰越欠損金額が8,000万円ある法人について、欠損金控除後の当期の所得金額の組合せとして、最も適切なものはどれか。P社は資本金3億円、Q社は資本金5,000万円(大法人による完全支配関係はない)とし、いずれも青色申告法人とする。

選択肢

  1. 1P社2,000万円、Q社2,000万円
  2. 2P社5,000万円、Q社5,000万円
  3. 3P社5,000万円、Q社2,000万円
  4. 4P社2,000万円、Q社5,000万円

正解

3. P社5,000万円、Q社2,000万円

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解説

青色申告書を提出した事業年度に生じた欠損金額は、その事業年度開始の日前10年以内に開始した事業年度に生じたものであれば、繰り越して所得から控除できる(法人税法第57条第1項)。ただし控除できるのは原則として控除前の所得の50%までで、中小法人等は所得の全額まで控除できる。資本金3億円のP社は控除限度が1億円×50%=5,000万円なので控除後の所得は5,000万円となり、控除しきれない3,000万円は翌期以後に繰り越す。資本金5,000万円で大法人の完全子法人でないQ社は8,000万円の全額を控除でき、所得は2,000万円となる。対象会社が譲受け後に大法人の100%子会社になると、この全額控除が使えなくなる点にも注意する。

一問一答

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