問題
損害保険の基本原則である「利得禁止の原則」の説明として、正しいものはどれか。
選択肢
- 1保険金の支払いにより被保険者が利益を得てはならない
- 2保険料は保険会社の利益を含めてはならない
- 3保険契約者は保険金を投資に使ってはならない
- 4保険会社は利益を得てはならない
正解
1. 保険金の支払いにより被保険者が利益を得てはならない
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解説
【正解】保険金の支払いにより被保険者が利益を得てはならない 【解説】 「利得禁止の原則」は損害保険の根本原則です。保険金は実際の損害額を補填するためのものであり、それ以上の金額を受け取って「利益(利得)」を得ることは認められない、という考え方です。「保険料は保険会社の利益を含めてはならない」は誤りで保険料には付加保険料(事業費・利益)が含まれます。「投資に使ってはならない」は制度上の制限ではなく、「保険会社は利益を得てはならない」も誤りで保険会社も適正な利益を得る必要があります。 【関連知識】 ■利得禁止の3つの具体例 ・実損填補: 保険金は実際の損害額が上限(火災保険2,000万契約・損害1,000万 → 保険金1,000万) ・超過保険: 時価1,000万の建物に2,000万円の保険をかけても保険金は1,000万円 ・重複保険: 複数の保険会社で同じ建物に保険をかけても各社が按分、合計でも損害額以下 ■損害保険 vs 生命保険 ・損害保険: 利得禁止あり、実損填補 ・生命保険: 利得禁止なし、契約金額で支払(「人命に値段はない」) 生命保険は複数契約で総額を高くすることが可能 ■例外的なケース ・新価保険: 再調達価額で支払う(実質、利得に近い保険金が出ることも) ・地震保険: 実損ではなく定額(全損・大半損等の4区分)
一問一答
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