FP3級トップに戻る
金融資産運用難易度:

FP技能士3級 一問一答金融資産運用 第536問

問題

インフレーション(物価上昇)が個人の金融資産に与える影響として、正しいものはどれか。

選択肢

  1. 1預貯金の実質的な価値が上昇する
  2. 2固定金利の債券の実質的な価値が上昇する
  3. 3預貯金の実質的な購買力が低下する
  4. 4借入金の実質的な負担が増加する

正解

3. 預貯金の実質的な購買力が低下する

詳しい解説を見る

解説

【正解】預貯金の実質的な購買力が低下する 【解説】 インフレ(物価上昇)が起こると、商品やサービスの価格が上昇する一方で預貯金の元本(額面)は変わらないため、同じ金額で買える商品・サービスの量が減少します。これが「実質的な購買力の低下」です。「預貯金の実質的な価値が上昇する」は誤りで逆方向、「固定金利の債券の実質的な価値が上昇する」も誤りで固定金利債券もインフレで価値が低下します。「借入金の実質的な負担が増加する」は誤りで逆で、インフレでは借入金は実質的に軽くなります(同じ額面の借金が将来の物価では小さく感じられる)。 【関連知識】 ■インフレの影響 ・有利になる資産: 不動産、株式、金、コモディティ、外貨建資産、変動金利の貯蓄 ・不利になる資産: 預貯金、固定金利の債券、現金 ・有利になる立場: 借入をしている側(実質負担減) ・不利になる立場: 貸付をしている側、年金生活者(年金額が固定) ■インフレ対策の資産配分 ・実物資産(不動産、金、コモディティ) ・株式(企業はインフレ時に価格転嫁可能) ・物価連動債(インフレに応じて元本が調整される国債) ・外貨資産(インフレ通貨からインフレ率の低い通貨へ) ■デフレ(物価下落)の影響 ・預貯金の実質価値は上昇 ・借入金の実質負担は増加(不利) ・株式・不動産は不利 ■名目利率と実質利率 ・実質利率=名目利率-インフレ率 ・実質利率がマイナスなら預貯金は購買力ベースで損失 ■近年の状況 ・2022年以降の世界的なインフレで日本の物価も上昇 ・低金利下では預貯金の実質目減りが顕著

一問一答

全600問を繰り返し学習

金融資産運用の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格ではFP3級の全1480問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。FP3級はライフ・リスク・金融・タックス・不動産・相続の6分野均等出題が特徴です。