問題
次の文章の空欄に入る語句として、最も適切なものはどれか。 行政法には民法典や刑法典のような統一的な法典が存在しない。行政法とは、行政に関する( )の総称であり、行政組織法、行政作用法、行政救済法の3つの分野に大別される。
選択肢
- 1判例
- 2慣習法
- 3国内法
- 4成文法及び不文法
- 5条例
正解
4. 成文法及び不文法
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解説
行政法には民法典や刑法典のような統一法典が存在せず、行政に関する無数の法の総称として観念される。その法源には、憲法・法律・命令(政令・省令)・条例・規則などの成文法のみならず、行政先例法などの慣習法、判例法、条理といった不文法も含まれるから、空欄には「成文法及び不文法」が入り、肢4が正解となる。「判例」「慣習法」はいずれも不文法源の一種にすぎず、行政法の全体を覆う語として狭すぎる。「国内法」は条約などとの対比を示す概念であって、本文の文脈(法形式の総称)に合わない。「条例」は地方公共団体の自主法にとどまり、これも一部分でしかない。なお、行政法は伝統的に、行政の組織に関する行政組織法(内閣法、国家行政組織法、地方自治法等)、行政と私人との関係を規律する行政作用法(行政手続法、行政代執行法等)、行政活動により権利利益を侵害された私人の救済に関する行政救済法(行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法等)の3分野に大別される。法源の分類と3分野の対応関係は基礎知識として頻出である。
一問一答
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