問題
GDPに関する次の記述のうち、妥当でないものはどれか。
選択肢
- 1GDPは一国の国内で一定期間に生産された財・サービスの付加価値の合計である。
- 2名目GDPは物価変動を調整していないGDPである。
- 3実質GDPは物価変動の影響を除いたGDPである。
- 4GDPデフレーターは名目GDPを実質GDPで割って求められる。
- 5GDPは国籍に関係なく国外で生産された付加価値も含む。
正解
5. GDPは国籍に関係なく国外で生産された付加価値も含む。
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解説
GDP(国内総生産)は、一定期間内に一国の「国内」で生み出された財・サービスの付加価値の合計であり、生産者の国籍は問わない一方、国外で生産された付加価値は含まないため、肢5が妥当でない。国民(居住者)が国内外で得た所得を捉える指標はGNI(国民総所得)であり、GNI=GDP+海外からの所得の純受取という関係にある。GDPは属地主義、GNIは属人主義の指標と整理できる。肢2・肢3のとおり、名目GDPはその時々の市場価格で評価したままの値、実質GDPは物価変動の影響を取り除いた値であり、肢4のとおりGDPデフレーターは名目GDPを実質GDPで割って求められ、物価動向を示す(低下はデフレ傾向を示唆する)。名目と実質の区別、GDPとGNIの関係、GDPに計上されるもの・されないもの(中古品の転売差益や株式の値上がり益は含まれない)は一般知識の経済分野で頻出ポイントである。
一問一答
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