問題
次の事例を読んで、問いに答えなさい。【事例】Eさん(68歳、男性)は脳梗塞の後遺症で右片麻痺と運動性失語(ブローカ失語)がある。話そうとしても言葉がうまく出ないが、こちらの言うことはよく理解できている。──Eさんとのコミュニケーションで、最も適切なものを1つ選びなさい。
選択肢
- 1言葉が出にくいので、Eさんの理解力も低いとみなして子ども扱いする
- 2「はい・いいえ」で答えられる質問や、絵・写真・ジェスチャーを活用し、ゆっくり待つ
- 3言葉が出ないので意思確認はあきらめ、すべて介護者が決める
- 4早口でたくさん話しかけ、Eさんにも早く話すよう促す
- 5答えを急かして、言いたいことを介護者が先に言ってしまう
正解
2. 「はい・いいえ」で答えられる質問や、絵・写真・ジェスチャーを活用し、ゆっくり待つ
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解説
運動性失語(ブローカ失語)は、言葉の理解は比較的保たれるが、話す(言葉を表出する)ことが難しい失語である。Eさんは理解できているため、子ども扱いするのは不適切である。「はい・いいえ」で答えられる質問(クローズドクエスチョン)や、絵・写真・文字・ジェスチャーなどの手段を活用し、本人が言葉を探す時間をゆっくり待つことが望ましい。意思確認をあきらめて介護者がすべて決めるのは自己決定の尊重に反する。早口で多く話す、答えを急かす、先回りして言ってしまうことは、本人の表出の機会を奪い負担を増やすため適切でない。
一問一答
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