問題
次の事例を読んで、問いに答えなさい。【事例】Fさん(90歳、女性)は施設で生活している。終末期にあり、医師から「もう長くはない」と説明されている。本人は「住み慣れたこの施設で穏やかに過ごしたい」と話している。──Fさんへの終末期ケアとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
選択肢
- 1延命のため、本人の意思に反してでも積極的な治療を最優先する
- 2本人の「穏やかに過ごしたい」という意思を尊重し、苦痛の緩和や安楽な環境づくりを行う
- 3終末期なのでケアは不要と考え、関わりを最小限にして放置する
- 4家族の面会は混乱のもとなので、一切断る
- 5本人の希望は確認せず、施設の方針だけで対応を決める
正解
2. 本人の「穏やかに過ごしたい」という意思を尊重し、苦痛の緩和や安楽な環境づくりを行う
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解説
終末期ケアでは、本人の意思と価値観を最優先に尊重することが基本である。Fさんは「住み慣れた施設で穏やかに過ごしたい」と明確に望んでいるため、その意思を尊重し、痛みや不快感の緩和、口腔・皮膚の清潔、安楽な体位、静かで安心できる環境づくりなどを行うことが適切である。本人の意思に反して延命治療を最優先するのは適切でない。終末期だからケアが不要というのは誤りで、最期まで尊厳を支える関わりが重要である。家族との時間は本人・家族双方にとって大切であり面会を一切断るのは不適切で、本人の希望を確認せず施設の方針だけで決めるのも望ましくない。
一問一答
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