問題
認知症の人にみられる行動・心理症状(BPSD)に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
選択肢
- 1BPSDは中核症状であり、すべての認知症の人に必ず一様に現れる
- 2BPSDは環境や人間関係、本人の不安などの影響を受け、適切な対応で軽減できることがある
- 3BPSDが現れたときは、まず身体拘束によって行動を抑えることが最も適切である
- 4BPSDには、徘徊・興奮・不安・抑うつ・妄想などは含まれない
- 5BPSDは薬物療法でしか改善できず、ケアによる対応は効果がない
正解
2. BPSDは環境や人間関係、本人の不安などの影響を受け、適切な対応で軽減できることがある
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解説
BPSD(行動・心理症状)は、記憶障害や見当識障害などの中核症状に、本人の性格・心理状態や身体状況、周囲の環境・人間関係などの要因が加わって現れる二次的な症状であり、不安や不快の原因を取り除く適切なケアによって軽減・予防できることが多い。BPSDは中核症状そのものではなく、すべての人に一様に現れるものでもないため選択肢1は誤り。BPSDへの対応はまず原因を探り環境やかかわり方を工夫することが基本で、安易な身体拘束は人権侵害であり最も適切とはいえない。徘徊・興奮・不安・抑うつ・妄想・幻覚などはBPSDに含まれるため選択肢4は誤り。薬物療法だけでなく非薬物的なケアが重要であり選択肢5も誤りである。
一問一答
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