問題
認知症の原因疾患の一つである「正常圧水頭症」に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
選択肢
- 1進行性で治療法がなく、必ず重度の認知症に至る
- 2歩行障害・認知機能低下・尿失禁を三徴とし、手術により症状の改善が期待できる場合がある
- 3アルコールの多量摂取だけが唯一の原因である
- 4症状は記憶障害のみで、歩行や排尿には影響しない
- 5若年者にのみ発症し、高齢者には起こらない
正解
2. 歩行障害・認知機能低下・尿失禁を三徴とし、手術により症状の改善が期待できる場合がある
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解説
特発性正常圧水頭症は、脳室に脳脊髄液が過剰にたまって脳を圧迫することで生じ、「歩行障害(小刻みで開脚した不安定な歩行)」「認知機能の低下」「尿失禁」の三徴を特徴とする。手術(脳室−腹腔シャント術など)で過剰な髄液を排出することにより症状の改善が期待できる「治療可能な認知症」の一つである点が重要で、「治療法がなく必ず重度に至る」は誤り。原因はアルコールに限られず、症状は記憶障害だけでなく歩行・排尿の障害を伴うため選択肢3・4は誤り。高齢者に多くみられる疾患であり「若年者にのみ発症」も誤りである。
一問一答
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