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管理会計論難易度: 標準

公認会計士 一問一答管理会計論 第152問

問題

ある部品を年間10,000個必要とする。自製すると単位あたり変動費600円、購入すると単位あたり700円である。自製をやめても回避できない固定費が年間80万円ある場合、自製と購入のどちらが有利で、その差額はいくらか。

選択肢

  1. 1自製が有利で、年間20万円の差額
  2. 2購入が有利で、年間20万円の差額
  3. 3購入が有利で、年間100万円の差額
  4. 4自製が有利で、年間100万円の差額

正解

4. 自製が有利で、年間100万円の差額

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解説

自製か購入かの意思決定では、回避不能な固定費80万円は両案に共通して発生する埋没原価であり、判断から除外する。自製の差額原価は変動費のみで10,000個×600円=600万円、購入の差額原価は10,000個×700円=700万円である。差額は700万円-600万円=100万円で、自製の方が100万円安いため自製が有利となる。よって自製有利・差額100万円とする内容が正しい。購入有利とする2つの内容は原価の大小を取り違えており誤りである。自製有利・差額20万円とする内容は、回避不能固定費80万円を誤って自製側に加算し(600万+80万)、購入700万との差20万円を計算したもので、埋没原価を混入させている点で誤りである。回避不能な固定費は差額原価分析に含めないという原則が判断の鍵となる。

一問一答

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