公認会計士に戻る
管理会計論難易度: 標準

公認会計士 一問一答管理会計論 第153問

問題

遊休生産能力がある企業に、通常の販売価格1,000円より低い1台700円で500台の特別注文があった。単位あたり変動製造費用は500円、変動販売費は特別注文では発生しない。固定費に変化がない場合、この特別注文を受注すべきか。

選択肢

  1. 1受注すべきである。1台あたり200円、合計10万円の利益増加となるため
  2. 2受注すべきでない。販売価格が通常価格を下回るため
  3. 3受注すべきでない。単位あたり全部原価を回収できないため
  4. 4受注すべきである。1台あたり500円、合計25万円の利益増加となるため

正解

1. 受注すべきである。1台あたり200円、合計10万円の利益増加となるため

詳しい解説を見る

解説

遊休生産能力がある場合、特別注文の可否は差額収益と差額原価の比較で判断する。差額収益は単価700円、差額原価は変動製造費用500円のみ(変動販売費は発生せず、固定費も不変で埋没原価)である。単位あたり貢献利益は700-500=200円、500台で合計10万円の利益増加となるため受注すべきである。よって200円・10万円の増益で受注する内容が正しい。販売価格が通常価格を下回ることだけを理由に拒否する内容は、遊休能力下では機会損失がないことを見落としており誤りである。単位あたり全部原価(固定費配賦込み)を回収できないことを理由に拒否する内容も、意思決定に無関連な埋没固定費を混入させており誤りである。貢献利益を500円とする内容は、回収不要な固定費や誤った原価を控除しておらず計算が誤っている。

一問一答

5科目1,000問を科目別に学習

管理会計論の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では会計士の全1000問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。公認会計士試験は財務会計論・管理会計論・監査論・企業法の短答式科目に租税法を加えた体系で構成されます。受験資格は不要で、簿記や税理士学習からのステップアップにも向いています。