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管理会計論難易度:

公認会計士 一問一答管理会計論 第166問

問題

相互排他的な複数投資案の優劣を判断する場合、NPV法とIRR法で結論が異なることがある。この場合に一般に理論的に優れているとされる方法とその理由の組み合わせとして正しいものはどれか。

選択肢

  1. 1回収期間法。投資の安全性を最も重視できるから
  2. 2NPV法。企業価値の増加額を絶対額で示し、再投資利率を資本コストと仮定する点が現実的だから
  3. 3IRR法。利率で表示され直感的に理解しやすいから
  4. 4IRR法。再投資利率をIRR自身と仮定する点が保守的で望ましいから

正解

2. NPV法。企業価値の増加額を絶対額で示し、再投資利率を資本コストと仮定する点が現実的だから

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解説

相互排他的な投資案でNPV法とIRR法の順位が食い違う場合、理論的にはNPV法が優れているとされる。NPV法は企業価値の増加額を絶対額で示すため投資規模の違いを適切に反映でき、また回収されたキャッシュフローの再投資利率を資本コストと仮定する点が現実的だからである。よってNPV法・再投資利率を資本コストと仮定するという内容が正しい。IRR法が直感的に理解しやすい点は長所だが、規模の異なる案の比較で誤った順位を導くことがあり理論的優位の根拠にはならないため誤りである。回収期間法は時間価値も収益性も考慮せず、安全性のみを見る補助的手法であり優劣判断の主軸にはならないため誤りである。IRR法が再投資利率をIRR自身と仮定する点はむしろ非現実的で欠点とされ、これを望ましいとする内容は誤りである。NPV法が企業価値最大化に最も整合する。

一問一答

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