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管理会計論難易度: 標準

公認会計士 一問一答管理会計論 第173問

問題

割引率(資本コスト)が上昇した場合、正味現在価値法による同一投資案のNPVは一般にどのように変化するか。

選択肢

  1. 1将来キャッシュフローの現在価値が小さくなるため、NPVは減少する
  2. 2将来キャッシュフローの現在価値が大きくなるため、NPVは増加する
  3. 3割引率はNPVに影響しないため変化しない
  4. 4初期投資額が増加するため、NPVは増加する

正解

1. 将来キャッシュフローの現在価値が小さくなるため、NPVは減少する

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解説

正味現在価値は将来キャッシュフローを割引率で現在価値に割り引き、初期投資額を控除して求める。割引率が上昇すると、分母(1+r)^nが大きくなり、将来キャッシュフローの現在価値が小さくなる。その結果、現在価値合計から初期投資を引いたNPVは減少する。よって現在価値が小さくなりNPVが減少するとする内容が正しい。割引率上昇で現在価値が大きくなりNPVが増加するとする内容は、割引計算の方向を逆に理解しており誤りである。割引率がNPVに影響しないとする内容は、割引計算の本質を無視しており誤りである。割引率の変化と初期投資額は無関係で、割引率上昇により初期投資が増えるとする内容は誤りである。割引率とNPVは逆方向に動くため、IRR(NPVがゼロになる割引率)を境に採否が変わる。感応度分析では割引率の変動がNPVに与える影響を確認する。

一問一答

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