問題
設備投資に伴う運転資本(正味運転資本)の増加を経済性計算で取り扱う方法として最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1投資終了時にのみ現金流出として一括計上する
- 2投資期間の当初に現金流出として計上し、投資終了時に回収として現金流入に計上する
- 3運転資本は現金支出を伴わないため経済性計算では無視する
- 4毎期の減価償却費と同様に費用配分して計上する
正解
2. 投資期間の当初に現金流出として計上し、投資終了時に回収として現金流入に計上する
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解説
設備投資により売上が増加すると、売掛金や在庫の増加に伴い正味運転資本が増加し、その分の資金が拘束される。この運転資本の増加は投資開始時点で現金流出として計上し、プロジェクト終了時には拘束が解けて資金が戻るため回収額を現金流入として計上する。よって当初に流出、終了時に回収するとする内容が正しい。運転資本は資産の増減であり、減価償却費のように費用配分するものではないため、費用配分するとする内容は誤りである。運転資本の増加は実際に資金を拘束する現金流出を伴うため、無視するとする内容は誤りである。運転資本は投資開始時に流出するのであって、終了時にのみ一括流出とする内容は流出タイミングを誤っており誤りである。運転資本の増減はキャッシュフローに大きく影響するため、経済性計算では開始時の投資と終了時の回収を正しく織り込む必要がある。
一問一答
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