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管理会計論難易度: 2025年度

公認会計士 過去問管理会計論 第229問

問題

当工場は顧客からの注文に応じて製品を製造しており,実際部門別個別原価計算を採用している。次の〔資料〕に基づき,仕掛品勘定の空欄(ア)~(ウ)に入る金額の組合せとして正しいものの番号を一つ選びなさい。なお,計算過程で端数が生じる場合,計算途中では四捨五入せず,最終数値の円未満を四捨五入すること。 〔資料〕 1.指図書別原価計算表(一部)
費目#121#122#121-1#122-1
直接材料費300,000円300,000円300,000円100,000円
直接労務費200,000円987,500円762,500円350,000円
製造間接費(切削部)300,000円450,000円300,000円150,000円
製造間接費(組立部)0円687,500円562,500円250,000円
2.製造間接費は直接作業時間を基準に各製造指図書に予定配賦しており,切削部予算には仕損費予算を含めている。 3.製造指図書#121-1は,製造指図書#121の製品について,その全部が切削部における通常の作業過程で仕損となったために発行した代品指図書である。 4.製造指図書#122-1は,製造指図書#122の製品について,その一部が組立部における通常の作業過程で仕損となったために発行した代品指図書である。 5.いずれの仕損品にも処分価値はなく,処分費用も発生していない。 6.月初と月末に仕掛品はなかった。 仕掛品勘定(単位:円)
借方金額貸方金額
直接材料費(  )製品(  )
直接労務費(  )仕損費(ウ)
切削部(ア)
組立部1,500,000
仕損費(イ)

選択肢

  1. 1(ア)2,050,000円・(イ)800,000円・(ウ)1,650,000円
  2. 2(ア)2,000,000円・(イ)850,000円・(ウ)800,000円
  3. 3(ア)2,000,000円・(イ)850,000円・(ウ)1,650,000円
  4. 4(ア)1,200,000円・(イ)1,650,000円・(ウ)800,000円
  5. 5(ア)1,200,000円・(イ)850,000円・(ウ)1,650,000円

正解

5. (ア)1,200,000円・(イ)850,000円・(ウ)1,650,000円

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解説

正解は「(ア)1,200,000円・(イ)850,000円・(ウ)1,650,000円」。(ア)切削部の製造間接費配賦額=#121 300,000+#122 450,000+#121-1 300,000+#122-1 150,000=1,200,000円(組立部は0+687,500+562,500+250,000=1,500,000円で資料と一致する)。仕損費の処理:#121は切削部における正常仕損で全部が仕損となったため、#121に集計された原価800,000円(300,000+200,000+300,000)が仕損費となる。切削部の製造間接費予算には仕損費予算が含まれているため、この仕損費は指図書に賦課せず切削部の製造間接費として処理する(仕掛品勘定の貸方「仕損費」から切削部費へ振り替える)。#122は組立部における一部仕損で代品指図書#122-1を発行しているため、#122-1に集計された原価850,000円(100,000+350,000+150,000+250,000)が仕損費となり、組立部の予算には仕損費が含まれていないため元の指図書#122に賦課する(仕掛品勘定の貸方「仕損費」で一旦振り出し、借方「仕損費」(イ)で#122に賦課)。よって(イ)=850,000円、(ウ)=800,000+850,000=1,650,000円。(出典: 令和8年公認会計士試験 第Ⅰ回短答式試験 管理会計論 問題11)

一問一答

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