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管理会計論難易度:

公認会計士 一問一答管理会計論 第195問

問題

原価企画(target costing)における「許容原価」の算定方法として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1標準原価に正常な原価差異を加算して算定する
  2. 2現状の生産技術で達成可能な見積原価を積み上げて算定する
  3. 3市場から受け入れられる予定販売価格から、目標利益を差し引いて算定する
  4. 4過去の実際製造原価に予想物価上昇率を加算して算定する

正解

3. 市場から受け入れられる予定販売価格から、目標利益を差し引いて算定する

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解説

原価企画は、製品の企画・開発段階で目標原価を作り込む活動である。許容原価は、市場競争から決まる予定販売価格(市場が受け入れる価格)から、企業が確保すべき目標利益を差し引いて算定される(許容原価=予定販売価格-目標利益)。市場と利益計画から逆算される、達成すべき原価の上限を示す。よって予定販売価格から目標利益を控除するとする内容が正しい。現状の生産技術で達成可能な見積原価を積み上げるのは成行原価(見積原価)の算定方法であり、許容原価とは異なるため誤りである。過去の実際製造原価に物価上昇率を加算する内容は許容原価の算定方法ではなく、むしろ原価企画が否定する成行的な原価把握であるため誤りである。標準原価に正常な原価差異を加算する内容は標準原価計算上の実際原価の把握に関わるもので、市場起点で逆算する許容原価とは無関係で誤りである。許容原価と成行原価の差を原価改善活動で埋めていく。

一問一答

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