問題
原価企画で用いられる「原価改善(カイゼン・コスティング)」の位置づけとして最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1製品の企画・設計段階で目標原価を作り込む活動
- 2完成品と仕掛品に原価を按分する期末の原価配分手続
- 3製造間接費を活動ごとに集計して製品に配賦する原価計算手法
- 4製品の量産段階において、継続的な改善活動により実際原価を目標水準まで引き下げていく活動
正解
4. 製品の量産段階において、継続的な改善活動により実際原価を目標水準まで引き下げていく活動
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解説
原価改善(カイゼン・コスティング)は、製品の量産(製造)段階において、日常的・継続的な改善活動を通じて実際原価を目標水準まで引き下げていく活動である。設計段階で原価を作り込む原価企画に対し、量産開始後の改善に焦点を当てる点に特徴がある。よって量産段階で継続的改善により原価を引き下げる活動とする内容が正しい。企画・設計段階で目標原価を作り込むのは原価企画(ターゲット・コスティング)の説明であり、量産段階の原価改善とは時間軸が異なるため誤りである。製造間接費を活動ごとに集計して配賦するのは活動基準原価計算(ABC)の説明であり、原価改善とは別の手法であるため誤りである。完成品と仕掛品に原価を按分するのは総合原価計算における期末の原価配分手続であり、継続的改善活動である原価改善とは無関係で誤りである。原価企画(設計段階)と原価改善(製造段階)は日本的原価管理を支える両輪である。
一問一答
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