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管理会計論難易度: 標準

公認会計士 一問一答管理会計論 第194問

問題

活動基準管理(ABM: Activity-Based Management)の考え方として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1製造間接費を操業度基準で製品に配賦して製品別採算を計算する
  2. 2ABCで得た活動別の原価情報を活用し、付加価値を生まない活動を削減・改善して業務プロセスの効率化と原価低減を図る
  3. 3製品原価を正確に計算して財務諸表上の売上原価を確定する
  4. 4将来の設備投資案の正味現在価値を計算して投資の採否を決定する

正解

2. ABCで得た活動別の原価情報を活用し、付加価値を生まない活動を削減・改善して業務プロセスの効率化と原価低減を図る

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解説

活動基準管理(ABM)は、ABC(活動基準原価計算)によって得られた活動別の原価情報を経営管理に活用し、顧客にとって付加価値を生まない活動(非付加価値活動)を特定して削減・排除し、業務プロセスを改善することで原価低減と効率化を図る管理手法である。ABCが「原価計算」の手法であるのに対し、ABMはその情報を用いた「経営管理」の手法である。よって活動情報を活用し非付加価値活動を削減し原価低減を図るとする内容が正しい。製品原価を正確に計算して財務諸表上の売上原価を確定するのはABCや制度会計の役割であり、ABMの主眼ではないため誤りである。製造間接費を操業度基準で配賦するのは伝統的原価計算の方法でありABMとは無関係で誤りである。設備投資案のNPVを計算して採否を決めるのは設備投資の経済性計算であり、ABMとは別の領域であるため誤りである。ABMはABC情報の活用による継続的改善を志向する。

一問一答

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