問題
監査事務所の品質管理システムに関する説明として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1品質管理システムは、監査事務所が品質目標を設定し、その達成を阻害する品質リスクを識別・評価したうえで、これに対応する方針及び手続を定めて運用・評価するという、リスクに基づく考え方を基礎とする。
- 2品質管理システムは、いったん整備すれば足り、その後の運用状況の評価や改善を必要としない静的な仕組みである。
- 3品質管理システムは、監査事務所の最高責任者ではなく、個々の監査補助者が単独で構築・運用の最終的な責任を負う。
- 4品質管理システムは、監査業務を受嘱するか否かの判断とは無関係であり、契約の新規の締結や更新は品質管理の対象外である。
正解
1. 品質管理システムは、監査事務所が品質目標を設定し、その達成を阻害する品質リスクを識別・評価したうえで、これに対応する方針及び手続を定めて運用・評価するという、リスクに基づく考え方を基礎とする。
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解説
現行の品質管理基準は、監査事務所が品質目標を設定し、その達成を阻害する品質リスクを識別・評価したうえで、これに対応する方針及び手続を定めて運用し、その運用状況を継続的に評価・改善するというリスクに基づく考え方(リスク・アプローチ)を基礎としている。したがって「リスクに基づく考え方を基礎とする」とする記述が正しい。「いったん整備すれば足り運用状況の評価や改善を要しない静的な仕組み」とする記述は、継続的なモニタリングと改善を求める点に反し誤り。「最高責任者ではなく個々の監査補助者が単独で最終責任を負う」との記述は、品質管理システムの最終的責任が事務所の最高責任者等にある点に反し誤り。「契約の新規締結や更新が品質管理の対象外」とする記述も、業務の新規の受嘱及び更新が品質管理の重要な要素である点に反し誤りである。
一問一答
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