問題
監査手続としての「実査」に関する記述として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1実査は、企業の担当者に口頭で資産の有無を尋ねる手続である
- 2実査により、対象資産に対する企業の権利(所有権)の帰属が常に立証される
- 3実査は、資産の現物を実際に確かめる手続であり、主として実在性に関する証明力の高い監査証拠を提供する
- 4実査は、資産の評価額の妥当性を直接的に立証する手続である
正解
3. 実査は、資産の現物を実際に確かめる手続であり、主として実在性に関する証明力の高い監査証拠を提供する
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解説
実査は、現金・有価証券・手形・棚卸資産などの資産の現物を監査人が実際に確かめる監査手続であり、当該資産の実在性について証明力の高い監査証拠を提供する(監基報500)。担当者への口頭確認は質問手続であり、現物を確かめる実査とは異なるため「口頭で資産の有無を尋ねる手続」は誤り。実査は現物の存在を確かめるものの、その資産の所有権が誰に帰属するかまでは当然には立証しないため、「権利(所有権)の帰属が常に立証される」は誤り。また現物の存在確認は評価額の妥当性を直接示すものではなく、評価は別途の手続を要するため、「評価額の妥当性を直接的に立証する」は誤り。
一問一答
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