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監査論難易度:

公認会計士 一問一答監査論 第168問

問題

監査人が意見を表明しない(意見不表明とする)場合の監査上の主要な検討事項(KAM)の取扱いとして最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1意見不表明であってもKAMを通常どおりすべて記載する
  2. 2意見不表明の原因となった事項を除き、法令等でKAMの記載が求められる場合を除いてKAMを記載しない
  3. 3意見不表明の場合はKAMを詳細化して記載量を増やす
  4. 4意見不表明の場合、KAMに代えて監査人が独自に修正した財務諸表を添付する

正解

2. 意見不表明の原因となった事項を除き、法令等でKAMの記載が求められる場合を除いてKAMを記載しない

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解説

監査人が意見を表明しない場合、監査報告書にKAMを記載することは、意見表明の基礎を欠くにもかかわらず特定事項について保証を与えたかのような誤解を生むおそれがあるため、原則としてKAMを記載しない(監査基準報告書701、705)。ただし法令等により記載が求められる場合は例外となる。したがって原則記載しないとする内容が正解。「通常どおりすべて記載する」「記載量を増やす」とする内容は、意見不表明の趣旨と整合せず誤り。「監査人が独自に修正した財務諸表を添付する」とする内容は、財務諸表の作成が経営者の責任であるという二重責任の原則に反し、監査人の役割を逸脱するため誤りである。

一問一答

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