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管理会計論難易度: 2025年度

公認会計士 過去問管理会計論 第245問

問題

管理会計の基礎知識に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。 ア.意思決定会計が支援する意思決定には,大きく分けて,構造的意思決定と業務的意思決定の二つがあり,設備投資の経済性計算は,業務的意思決定を支援する意思決定会計手法である。 イ.マネジド・キャパシティ・コストは,経営者による各期の資源配分に関する意思決定の結果として発生する費用であり,研究開発費,広告宣伝費などが該当する。 ウ.マテリアル・フロー・コスト会計は,製造プロセスにおける資源やエネルギーのロスであるマテリアル・ロスを削減することで,環境負荷低減とコスト低減を同時に達成することを目的としている。マテリアル・フロー・コスト会計では,製造プロセスで発生するコストを,マテリアル・コスト,エネルギー・コスト,廃棄物配送・処理コストの三つに区分する。 エ.長期的な視点に立った TQC/TQM を前提とする品質コスト・モデルでは,品質管理活動に対する学習効果が働くことで予防コストと評価コストの合計額が低減する一方で,品質不良の放置から生じる企業の信用失墜による売上減少といった機会損失が甚大となる可能性があるため,無欠陥を目指すことが総品質コストの削減につながると想定している。

選択肢

  1. 1アイ
  2. 2アウ
  3. 3アエ
  4. 4イウ
  5. 5イエ
  6. 6ウエ

正解

5. イエ

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解説

正解は「イエ」(正しいものの組合せ)。ア=誤り。設備投資の経済性計算は、経営構造に関わる長期的な意思決定である構造的意思決定(戦略的意思決定)を支援する手法であり、業務的意思決定ではない。イ=正しい。マネジド・キャパシティ・コスト(自由裁量固定費)は経営者の各期の資源配分に関する意思決定の結果として発生する費用であり、研究開発費や広告宣伝費が該当する。ウ=誤り。マテリアル・フロー・コスト会計では、製造プロセスで発生するコストをマテリアル・コスト、エネルギー・コスト、システム・コスト、配送・廃棄物処理コストの四つに区分する。エ=正しい。長期的なTQC/TQMを前提とする品質コスト・モデルでは、学習効果により予防・評価コストが低減する一方、品質不良放置による機会損失が甚大となりうるため、無欠陥を目指すことが総品質コストの削減につながると想定する。(出典: 令和7年公認会計士試験 第Ⅱ回短答式試験 管理会計論 問題9)

一問一答

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