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管理会計論難易度: 2025年度

公認会計士 過去問管理会計論 第244問

問題

当工場では原料xを工程の始点で投入して製品Xを量産しており,パーシャル・プランによる標準原価計算制度を実施している。正常な状態の下では仕損は生じることなく,原料xの80%が製品Xとなり,工程の終点で減損が発生するものとして減損費を処理している。次の〔資料〕に基づき,(ア)正常減損分の余裕を含んだ製品Xの原価標準と(イ)減損差異の組合せとして正しいものの番号を一つ選びなさい。なお,計算過程で端数が生じる場合,計算途中では四捨五入せず,最終数値の円未満を四捨五入すること。 〔資料〕 1.製品Xの標準原価カード
費目標準単価標準消費量金額
原料費2,500円/kg1kg/kg2,500円/kg
加工費7,500円/時間1時間/kg7,500円/kg
合計10,000円/kg
(注)この原価標準には正常減損分の余裕は含まれていない。 2.当月の生産データ
区分数量
月初仕掛品90kg(加工費進捗度40%)
当月投入480kg
合計570kg
減損96kg
月末仕掛品70kg(加工費進捗度60%)
完成品404kg

選択肢

  1. 1(ア)12,500円・(イ)152,000円(不利)
  2. 2(ア)12,000円・(イ)40,000円(有利)
  3. 3(ア)12,500円・(イ)0円
  4. 4(ア)12,000円・(イ)140,000円(不利)
  5. 5(ア)12,500円・(イ)50,000円(有利)

正解

5. (ア)12,500円・(イ)50,000円(有利)

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解説

正解は「(ア)12,500円・(イ)50,000円(有利)」。(ア)原料xの80%が製品Xとなり終点で減損が発生するため、製品X1kgを得るには原料1.25kgの投入が必要であり、正常減損は良品1kg当たり0.25kgである。減損は終点で発生するため減損品にも加工費が全額投入されており、正常減損1kg当たりの標準原価は10,000円。正常減損費の余裕を含んだ原価標準=10,000円+0.25kg×10,000円=12,500円/kg。(イ)減損差異は正常減損許容量と実際減損量の差額を標準原価で評価したもの。減損は終点で発生するので、当月に終点を通過した良品は完成品404kgであり(月末仕掛品70kgは進捗度60%で未通過)、正常減損許容量=404kg×0.25=101kg。実際減損量は96kgなので、5kg少ない(有利)。減損差異=5kg×10,000円=50,000円(有利差異)。(出典: 令和7年公認会計士試験 第Ⅱ回短答式試験 管理会計論 問題8)

一問一答

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