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管理会計論難易度: 2025年度

公認会計士 過去問管理会計論 第249問

問題

資金管理とキャッシュ・フロー管理に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。 ア.円滑な資金供給がなくなれば,企業活動に支障が生じる。資金管理とは,短期的にも長期的にも企業活動を円滑に実施するために資金量や資金の流れをコントロールすることをいう。 イ.売上債権回転期間,棚卸資産回転期間および仕入債務回転期間を同時に考慮することでキャッシュ・コンバージョン・サイクルを求めることができる。仕入債務回転期間が長期化すると,他の二つが変わらなければキャッシュ・コンバージョン・サイクルも長期化する。 ウ.仕入債務による支払猶予期間は資金を運用できるが,棚卸資産が販売されて資金が回収されるまでは資金の運用ができないため機会原価が発生する。回転差資金とは,この点に着目し,1か月にどれほどの運用可能な資金あるいは機会原価を発生させる資金が生じているかを示すものであり,棚卸資産回転期間と仕入債務回転期間の差によって求められる。 エ.企業のライフ・サイクルとキャッシュ・フローとの関係をみると,投資キャッシュ・フローはマイナス,財務キャッシュ・フローはプラス,営業キャッシュ・フローはマイナスという状態は,資金需要は高いがリターンはまだあまり得られない創業期の企業にみられる特徴である。

選択肢

  1. 1アイ
  2. 2アウ
  3. 3アエ
  4. 4イウ
  5. 5イエ
  6. 6ウエ

正解

3. アエ

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解説

正解は「アエ」(正しいものの組合せ)。ア=正しい。資金管理とは短期的にも長期的にも企業活動を円滑に実施するために資金量や資金の流れをコントロールすることをいう。イ=誤り。キャッシュ・コンバージョン・サイクル=売上債権回転期間+棚卸資産回転期間-仕入債務回転期間なので、仕入債務回転期間が長期化すると他の二つが変わらなければCCCは「短縮」する。ウ=誤り。回転差資金は売上債権回転期間・棚卸資産回転期間と仕入債務回転期間の差から求められるものであり、棚卸資産回転期間と仕入債務回転期間の差のみで求めるものではない。エ=正しい。投資キャッシュ・フローがマイナス、財務キャッシュ・フローがプラス、営業キャッシュ・フローがマイナスという状態は、資金需要は高いがリターンがまだ得られない創業期の企業の特徴である。(出典: 令和7年公認会計士試験 第Ⅱ回短答式試験 管理会計論 問題13)

一問一答

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