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企業法難易度: 2025年度

公認会計士 過去問企業法 第221問

問題

商人(会社及び外国会社を除く。)の商業使用人に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。 ア.商人が商行為を委任するために支配人を選任したときは,当該支配人の代理権は,当該商人の死亡によって消滅する。 イ.支配人は,当該支配人を選任した商人の許可を受けなければ,会社の業務を執行する社員となることができない。 ウ.支配人が,当該支配人を選任した商人の許可を受けずに自己のために当該商人の営業の部類に属する取引をしたときは,当該取引によって当該支配人が得た利益の額は,当該商人に生じた損害の額と推定される。 エ.商人の営業所の営業の主任者であることを示す名称を付した使用人は,相手方が悪意であったときを除き,当該営業所の営業に関し,一切の裁判上の行為をする権限を有するものとみなされる。

選択肢

  1. 1アイ
  2. 2アウ
  3. 3アエ
  4. 4イウ
  5. 5イエ
  6. 6ウエ

正解

4. イウ

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解説

正解は「イウ」(正しいものの組合せ)。ア=誤り。商行為の委任による代理権は本人の死亡によって消滅しない(商法506条)。支配人の代理権も商人の死亡により消滅しない。イ=正しい。支配人は商人の許可を受けなければ、自ら営業を行うこと、営業部類に属する取引をすること、他の商人・会社の使用人となること、会社の取締役・執行役・業務を執行する社員となることができない(商法23条1項)。ウ=正しい。支配人が許可を受けずに営業部類に属する取引を自己又は第三者のためにしたときは、その取引によって支配人又は第三者が得た利益の額は商人に生じた損害の額と推定される(商法23条2項)。エ=誤り。表見支配人は当該営業所の営業に関し一切の「裁判外の行為」をする権限を有するものとみなされるのであり(商法24条)、裁判上の行為をする権限はみなされない。(出典: 令和8年公認会計士試験 第Ⅰ回短答式試験 企業法 問題1)

一問一答

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