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管理会計論難易度: 2026年度

公認会計士 過去問管理会計論 第214問

問題

当社はこれまで商品の仕入販売事業を営んでいたが,当期首から不動産投資事業も開始した。次の〔資料〕に基づき,以下の文中の(ア)と(イ)に当てはまる数値の組合せとして正しいものの番号を一つ選びなさい。 〔資料〕 1.損益関連の財務情報(単位:百万円)
区分前期当期
売上総利益46,00052,320
営業利益44,00047,960
当期純利益25,50026,160
2.負債・純資産(自己資本)関連の財務情報(単位:百万円)
区分前期末当期末
無利子負債167,000174,000
有利子負債17,30042,400
純資産(自己資本)210,700219,200
(注)各期の財務指標の算定に当たり,各期末の残高を用いる。 3.実効税率は前期,当期ともに40%とする。 4.前期の税引後加重平均資本コスト率は11%であった。 当社はこれまで,ROIC(Return on Invested Capital:投下資本利益率)を用いて管理してきたが,当期首から不動産投資事業を開始したことに伴い,ROICに加えて,会社が生み出した付加価値を測る財務指標であるEVA(Economic Value Added:経済的付加価値)も併せて用いることにした。まず,当期のROICについては,当期の税引後加重平均資本コスト率(ア)%を1ポイント上回ったものの,前期比では低下した。それに対して,EVAについて,前期と当期の金額を比較したところ,当期は(イ)百万円の増加となった。

選択肢

  1. 1(ア)11・(イ)96
  2. 2(ア)9・(イ)1,296
  3. 3(ア)9・(イ)2,196
  4. 4(ア)10・(イ)96
  5. 5(ア)10・(イ)1,296
  6. 6(ア)11・(イ)2,196

正解

5. (ア)10・(イ)1,296

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解説

正解は「(ア)10・(イ)1,296」。投下資本=有利子負債+純資産(無利子負債は除く)を各期末残高で用いる。前期末=17,300+210,700=228,000百万円、当期末=42,400+219,200=261,600百万円。税引後営業利益(NOPAT)=営業利益×(1-40%):前期=44,000×0.6=26,400、当期=47,960×0.6=28,776。ROIC:前期=26,400÷228,000≒11.58%、当期=28,776÷261,600=11.0%(前期比で低下)。当期ROIC11.0%がWACCを1ポイント上回ったことから、当期のWACC(ア)=10%。EVA=NOPAT-WACC×投下資本:前期=26,400-0.11×228,000=1,320百万円、当期=28,776-0.10×261,600=2,616百万円。よって増加額(イ)=2,616-1,320=1,296百万円。(出典: 令和8年公認会計士試験 第Ⅱ回短答式試験 管理会計論 問題14)

一問一答

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