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管理会計論難易度: 2026年度

公認会計士 過去問管理会計論 第218問

問題

当社は現在,受注品の製品Pを製造販売しているが,A社から製品Pの上位機種である製品Qの引合いがあり,次期において,それを受けるか否かを検討している。次の〔資料〕に基づき,当社がA社の希望発注量を全て製造販売するのに必要な製品Qの最低販売単価として正しいものの番号を一つ選びなさい。 〔資料〕 1.当期における製品Pの製造販売数量は 16千個である。 2.当期における製品Pの販売単価は 640千円であり,次期においても同額である。 3.当期における製品Pの単位当たり製造原価は,直接材料費 124千円,直接労務費96千円,減価償却費 273千円,減価償却費以外の製造間接費 72千円(うち 24千円は変動費,48千円は固定費)である。 4.A社による製品Qの希望発注量は 3千個である。当社が希望発注量全量を納品できない場合,A社は製品Qの発注を行わない。 5.当社の製造能力には制約があり,製品Qを 3千個製造する場合,製品Pの製造数量を 25%削減しなければならない。 6.製品Qを3千個製造することに伴い,製品Pの製造数量が減少するが,上記3に示す製品Pの単位当たり製造原価のうち,直接材料費,直接労務費及び変動製造間接費は,当期からの変動はない。 7.次期における製品Qの単位当たり製造原価のうち,直接材料費は 148千円,直接労務費は 125千円,変動製造間接費は 32千円である。 8.製品Qの製造に当たっては,現在の製造設備が使用できることから,減価償却費とそれ以外の固定製造間接費ともに,当期と同額の費用が発生する。ただし,製品Qの製造に当たっては,製造設備に付ける付属設備(年度ごとに取替)の購入費用として,追加で 24,000千円の固定費が発生する。 9.当社が製品Qの引合いを受ける条件は,売上総利益を当期より最低でも 12%増加させることである。 10.製品P,製品Qともに,期首と期末の棚卸資産は存在しない。

選択肢

  1. 1461 千円
  2. 2661 千円
  3. 3782 千円
  4. 4889 千円
  5. 5982 千円
  6. 61,210 千円

正解

4. 889 千円

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解説

正解は「889千円」。①当期の売上総利益=(販売単価640-製造原価565)×16千個=75×16,000=1,200,000千円(単位当たり製造原価=124+96+273+72=565千円)。目標=1,200,000×1.12=1,344,000千円。②次期:製品Pは25%減の12千個、製品Qは3千個。売上総利益=P売上(640×12,000=7,680,000)+Q売上(3,000p)-P変動製造原価(124+96+24=244)×12,000=2,928,000-Q変動製造原価(148+125+32=305)×3,000=915,000-固定費合計。固定費は減価償却費273×16,000=4,368,000と固定製造間接費48×16,000=768,000が当期と同額発生し、付属設備24,000が追加されるため計5,160,000千円。③よって売上総利益=7,680,000+3,000p-2,928,000-915,000-5,160,000=3,000p-1,323,000≧1,344,000より、p≧889千円。最低販売単価は889千円。(出典: 令和8年公認会計士試験 第Ⅱ回短答式試験 管理会計論 問題18)

一問一答

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