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財務会計論難易度: 標準

公認会計士 一問一答財務会計論 第18問

問題

純利益の認識の基礎となる「投資のリスクからの解放」に関する説明として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1投資のリスクからの解放は、いかなる投資であっても契約を締結した時点で一律に生じる。
  2. 2事業投資では、時価の変動が生じさえすれば直ちに投資のリスクから解放されたと判断される。
  3. 3事業投資では事業のリスクに拘束されない独立の資産を獲得したときに、金融投資では時価の変動によって成果が生じたときに、投資のリスクから解放される。
  4. 4金融投資では、対象資産を最終的に処分し現金化した時点まで、投資のリスクから解放されることは一切ない。

正解

3. 事業投資では事業のリスクに拘束されない独立の資産を獲得したときに、金融投資では時価の変動によって成果が生じたときに、投資のリスクから解放される。

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解説

概念フレームワークは、純利益を投資のリスクから解放された成果ととらえ、投資の性格に応じてその判断時点を区別する。事業投資では、事業の目的に拘束されリスクにさらされていた投資が、事業遂行を通じて事業のリスクから解放され独立の資産(通常は現金や売掛金等)を獲得したときに成果が生じる。金融投資では、事業の制約を受けず時価変動そのものが成果となるため、時価の変動によって成果が生じたときに解放される。よって両者を区別した記述が正しい。「契約締結時点で一律に生じる」や「時価変動さえあれば事業投資でも直ちに解放される」は事業投資の性格を無視している。「金融投資は現金化まで一切解放されない」は、時価評価により未実現でも成果を認識しうる点と矛盾し誤りである。

一問一答

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