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財務会計論難易度:

公認会計士 一問一答財務会計論 第52問

問題

固定資産の減損会計における「回収可能価額」の定義として正しいものはどれか。

選択肢

  1. 1資産の取得原価から減価償却累計額を控除した帳簿価額
  2. 2正味売却価額と使用価値のいずれか高い方の金額
  3. 3正味売却価額と使用価値のいずれか低い方の金額
  4. 4将来キャッシュフローを割り引かずに合計した金額

正解

2. 正味売却価額と使用価値のいずれか高い方の金額

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解説

固定資産の減損に係る会計基準における回収可能価額は「正味売却価額と使用価値のいずれか高い方の金額」と定義される。企業は資産を売却するか使用し続けるかを選択でき、より有利な回収手段による金額を回収可能価額とするため、両者のうち高い方を採用する。「いずれか低い方の金額」とするのは保守的にみえるが基準の定めに反し、企業が実際に回収できる額を過小評価してしまう。「取得原価から減価償却累計額を控除した帳簿価額」は減損前の簿価そのものであり、減損損失は帳簿価額を回収可能価額まで減額して測定するため両者は区別される。「将来キャッシュフローを割り引かずに合計した金額」は認識判定に用いる割引前将来キャッシュフローであって、時間価値を反映する使用価値とは異なる。したがって正しいのは高い方の金額である。

一問一答

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