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財務会計論難易度: 標準

公認会計士 一問一答財務会計論 第53問

問題

固定資産の減損会計における「使用価値」の説明として正しいものはどれか。

選択肢

  1. 1資産の時価から処分費用見込額を控除した金額
  2. 2資産の帳簿価額に将来の設備投資額を加算した金額
  3. 3資産の継続的使用と使用後の処分によって生ずると見込まれる将来キャッシュフローの現在価値
  4. 4資産を新たに取得するのに要する再調達原価

正解

3. 資産の継続的使用と使用後の処分によって生ずると見込まれる将来キャッシュフローの現在価値

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解説

使用価値とは「資産の継続的使用と使用後の処分によって生ずると見込まれる将来キャッシュフローの現在価値」をいう。将来キャッシュフローを貨幣の時間価値を反映した割引率で現在価値に割り引く点が特徴であり、正味売却価額とともに回収可能価額を構成する。「資産の時価から処分費用見込額を控除した金額」は正味売却価額の定義であり、市場での売却を前提とする点で継続使用を前提とする使用価値と異なる。「帳簿価額に将来の設備投資額を加算した金額」は減損会計上いかなる評価概念にも該当せず、将来の投資に係るキャッシュフローは原則として使用価値の見積りから除外される。「再調達原価」は取替原価であり、割引現在価値である使用価値とは無関係である。したがって使用価値は将来キャッシュフローの現在価値である。

一問一答

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