問題
リース取引に関する会計基準における「ファイナンス・リース取引」の要件として正しいものはどれか。
選択肢
- 1リース契約に基づくリース期間の中途において解約することができない(またはこれに準ずる)取引であり、かつ借手が経済的利益を実質的に享受しコストを実質的に負担する(フルペイアウト)取引であること
- 2リース期間の中途でいつでも解約でき、かつ借手が資産の維持管理費用を負担しない取引であること
- 3リース期間終了時に必ず所有権が貸手に返還される取引であること
- 4リース料の支払が1年以内に完了する短期の取引であること
正解
1. リース契約に基づくリース期間の中途において解約することができない(またはこれに準ずる)取引であり、かつ借手が経済的利益を実質的に享受しコストを実質的に負担する(フルペイアウト)取引であること
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解説
ファイナンス・リース取引とは、リース契約に基づくリース期間の中途において当該契約を解約することができない(またはこれに準ずる)取引であり、かつ借手がリース物件からもたらされる経済的利益を実質的に享受することができ、当該リース物件の使用に伴って生じるコストを実質的に負担する(フルペイアウト)取引をいう。この二要件(解約不能とフルペイアウト)を満たすと売買に準じた処理を行う。「いつでも解約でき維持管理費用を負担しない」のはオペレーティング・リースの特徴であり、解約不能・フルペイアウトの要件を欠く。「リース期間終了時に必ず所有権が貸手に返還される」ことは所有権移転の有無に関する事柄であって、ファイナンス・リースの成立要件そのものではない。「支払が1年以内に完了する短期の取引」であることも要件ではない。したがって解約不能かつフルペイアウトが要件である。
一問一答
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