問題
連結会社相互間の取引から生じた未実現損失の連結上の取扱いとして正しいものはどれか。
選択肢
- 1未実現損失は未実現利益と同様に、その全額を無条件に消去する
- 2売手側の帳簿価額のうち回収不能と認められる部分については消去せず、そのまま損失として計上する
- 3未実現損失は損益に影響させず、全額を資本剰余金として処理する
- 4未実現損失はすべて翌期に繰り延べ、当期には計上しない
正解
2. 売手側の帳簿価額のうち回収不能と認められる部分については消去せず、そのまま損失として計上する
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解説
連結会社間取引から生じた未実現損失も原則として消去の対象となるが、その資産の売手側の帳簿価額のうち回収可能性がないと認められる部分については、実質的な価値の下落を反映しているため消去せず損失として計上する。したがって「回収不能と認められる部分は消去せず損失として計上する」が正しい。「未実現損失を全額無条件に消去する」は誤りで、回収不能部分についてまで消去すると資産の過大計上となる。「資本剰余金として処理する」は根拠がなく、未実現損益は損益に関わる項目であるため誤り。「すべて翌期に繰り延べる」も誤りで、回収不能部分は当期に損失として認識される。連結財務諸表に関する会計基準(企業会計基準第22号)の考え方による。
一問一答
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