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財務会計論難易度: 2025年度

公認会計士 過去問財務会計論 第245問

問題

「退職給付に関する会計基準」に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。 ア.退職給付債務は,退職給付見込額のうち,期末までに発生していると認められる額を割り引いて計算する。退職給付債務の計算における割引率は,安全性の高い債券の利回りを基礎として決定する。 イ.退職給付債務は,原則として個々の従業員ごとに計算する。ただし,勤続年数,残存勤務期間,退職給付見込額等について標準的な数値を用いて加重平均等により合理的な計算ができると認められる場合には,当該合理的な計算方法を用いることができる。 ウ.退職給付見込額は,合理的に見込まれる退職給付の変動要因を考慮して見積もる。この際,予想される昇給等による変動および臨時に支給される退職給付等であってあらかじめ予測できない変動は考慮しないものとする。 エ.連結財務諸表上,退職給付債務から年金資産の額を控除した額を負債として計上するが,年金資産の額が退職給付債務を超える場合には,資産として計上する。その際,負債である場合は,退職給付引当金の科目をもって固定負債に計上し,資産である場合は,前払年金費用等の適当な科目をもって固定資産に計上する。

選択肢

  1. 1アイ
  2. 2アウ
  3. 3アエ
  4. 4イウ
  5. 5イエ
  6. 6ウエ

正解

1. アイ

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解説

正解は「アイ」(正しいものの組合せ)。ア=正しい。退職給付債務は退職給付見込額のうち期末までに発生していると認められる額を割り引いて計算し、割引率は安全性の高い債券の利回りを基礎として決定する。イ=正しい。退職給付債務は原則として個々の従業員ごとに計算するが、標準的な数値を用いた加重平均等により合理的な計算ができる場合にはその方法によることができる。ウ=誤り。退職給付見込額の見積りでは、予想される昇給等による変動は考慮する。考慮しないのは臨時に支給される退職給付等であってあらかじめ予測できないものである。エ=誤り。連結財務諸表では、退職給付債務から年金資産の額を控除した額を「退職給付に係る負債」(積立超過の場合は「退職給付に係る資産」)として計上する。退職給付引当金・前払年金費用は個別財務諸表上の科目である。(出典: 令和8年公認会計士試験 第Ⅰ回短答式試験 財務会計論 問題10)

一問一答

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