問題
物権的請求権に関する次の記述のうち、民法の解釈上正しいものはどれか。
選択肢
- 1所有権が侵害されても、占有を回復する手段は占有訴権に限られる
- 2所有権を侵害されている者は、明文の規定がなくても物権的請求権として妨害排除や返還を求めることができる
- 3物権的請求権は、相手方に故意又は過失がなければ行使できない
- 4所有権に基づく返還請求は、登記がなければいかなる相手にも行使できない
正解
2. 所有権を侵害されている者は、明文の規定がなくても物権的請求権として妨害排除や返還を求めることができる
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解説
物権はその円満な支配状態を妨げる者に対して、これを排除する物権的請求権を生じると解されています。明文はありませんが占有訴権(民法第197条以下)の規定や物権の性質から導かれ、所有権に基づく返還請求権、妨害排除請求権、妨害予防請求権が認められます。これらは相手方の故意過失を要件とせず、損害賠償とは別個に行使できます。根拠: 民法第197条以下の趣旨、判例。
一問一答
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