問題
管理図の管理限界線(control limit)と、製品に求められる規格限界(specification limit)の違いについて、もっとも適切なものをひとつ選べ。
選択肢
- 1管理限界は工程のデータのばらつきから統計的に計算して工程の安定を判断する線であり、規格限界は製品が満たすべき要求として仕様で定める線である。
- 2管理限界と規格限界は同じもので、どちらも設計仕様から決められる。
- 3管理限界は設計者が仕様として決め、規格限界は工程データから計算する。
- 4管理限界を外れた点は、必ずその製品が規格外れの不良品であることを意味する。
正解
1. 管理限界は工程のデータのばらつきから統計的に計算して工程の安定を判断する線であり、規格限界は製品が満たすべき要求として仕様で定める線である。
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解説
管理限界は、工程から取ったデータのばらつきをもとに統計的に計算される線で、工程が安定しているかどうかを判断するために用います。一方、規格限界は、製品が満たすべき要求として設計や仕様で定められる線です。両者は決め方も意味もまったく異なり、混同してはいけません。管理限界と規格限界を同じものとみなしたり、管理限界を仕様から、規格限界をデータから決めたりする説明は、両者の関係を取り違えた誤りです。また、管理限界を外れた点は工程に異常原因がある疑いを示すもので、その製品が直ちに規格外れの不良品であることを意味するわけではありません。管理は工程の安定を、規格は製品の適合を見るものと整理できます。
一問一答
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