問題
法人でない社団の財産の帰属に関する判例の立場として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1構成員全員の通常の共有に属し、各自が持分の分割を請求できる
- 2代表者個人の単独所有に属する
- 3法人格がないため、そもそも財産を保有することができない
- 4構成員全員の共有(総有)に属し、各構成員は持分の分割請求をすることができない
正解
4. 構成員全員の共有(総有)に属し、各構成員は持分の分割請求をすることができない
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解説
判例は、権利能力のない社団の財産は構成員全員に総有的に帰属するとしています。総有では各構成員に持分がなく、持分の処分も分割請求もできません。不動産登記については、権利能力なき社団自体を登記名義人とすることはできず、代表者個人名義または構成員全員の共有名義で登記されます。取引上の債務についても構成員が個人的責任を負わないのが原則です。根拠:最判昭32・11・14ほか。
一問一答
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