問題
選択肢
- 1アウ
- 2アオ
- 3イウ
- 4イエ
- 5エオ
正解
4. イエ
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解説
正解は「イエ」(正しいものの組合せ)。 ア=誤り。盗品等に関する罪は、本犯者以外の者が本犯者による違法な状態の維持・存続に関与することを処罰するものである。本犯者である窃盗犯人自身が盗品を保管する行為は、窃盗罪の評価に含まれる不可罰的事後行為であり、別に盗品等保管罪は成立しない。根拠:刑法256条2項、235条 イ=正しい。盗品等の有償の処分のあっせんをする行為は、被害者による正常な回復を困難にし、窃盗等の犯罪を助長するものであるから、あっせんの相手方が被害者であっても盗品等有償処分あっせん罪が成立する(最決平成14年7月1日)。根拠:刑法256条2項 ウ=誤り。盗品等に関する罪の親族等の間の犯罪に関する特例(刑法257条1項)が適用されるためには、本犯者と盗品等に関する罪の犯人との間に同項所定の親族関係があることを要する(最決昭和38年11月8日)。運搬者Cと本犯者Bとの間に所定の関係がない以上、Cの刑は免除されない。根拠:刑法257条1項 エ=正しい。公務員がその職務に関し盗品であることを知りながら賄賂として無償で収受した場合には、収賄罪と盗品等無償譲受け罪が成立し、一個の収受行為による以上、両罪は観念的競合の関係に立つ。根拠:刑法197条1項、256条1項、54条1項前段 オ=誤り。盗品であることを知らずに保管を開始した場合であっても、その後に盗品であることを知りながらなお本犯者のために保管を継続したときは、その時点から盗品等保管罪が成立する(最決昭和50年6月12日)。違法な状態の維持に加担することになるからである。根拠:刑法256条2項 以上より、正しいのはイとエであり、正解は「イエ」となる。(出典: 令和3年度 司法書士試験 午前の部 第26問)
一問一答
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