問題
選択肢
- 1アウ
- 2アエ
- 3イウ
- 4イオ
- 5エオ
正解
3. イウ
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解説
正解は「イウ」(正しいものの組合せ)。 ア=誤り。窃盗罪の既遂時期は、財物に対する被害者の占有を排除して自己又は第三者の占有に移した時である。スーパーマーケットの店内で商品を自己の上着の内ポケットに入れた時点で、店側の占有は排除され行為者の占有に移ったといえるから、店外に持ち出す前であっても窃盗罪は既遂に達する。根拠:刑法235条 イ=正しい。窃盗罪が保護するのは財物に対する事実上の占有であり、その占有が法律上正当なものであることを要しない。したがって違法に所持されているけん銃であっても窃盗罪の客体となり、これを無断で持ち出した者には窃盗罪が成立する。根拠:刑法235条 ウ=正しい。ゴルフ場の人工池に打ち込まれて放置されたいわゆるロストボールについて、ゴルフ場がこれを回収して再利用する意思を有していた場合には、無主物ではなくゴルフ場の所有及び占有に属する物であるから、これを持ち出した者には窃盗罪が成立する(最決昭和62年4月10日)。根拠:刑法235条 エ=誤り。親族間の犯罪に関する特例が適用されるためには、窃取された財物の所有者及び占有者の双方との間に所定の親族関係があることを要する(最決平成6年7月19日)。所有者Cとの間に親族関係がない以上、祖父Bから窃取した場合であっても刑は免除されない。根拠:刑法244条1項 オ=誤り。自己の財物であっても、他人が占有し、又は公務所の命令により他人が看守するものであるときは、他人の財物とみなされる(刑法242条)。共有物を共同占有している場合において、他の共有者の占有を排除して持ち出した以上、窃盗罪が成立する。根拠:刑法242条、235条 以上より、正しいのはイとウであり、正解は「イウ」となる。(出典: 令和4年度 司法書士試験 午前の部 第26問)
一問一答
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