問題
選択肢
- 1アイ
- 2アオ
- 3イウ
- 4ウエ
- 5エオ
正解
4. ウエ
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解説
正解は「ウエ」。法定相続分での相続登記がされた後に遺産分割によって一人が単独取得した場合の登記手続を問う問題である。ア=誤り。教授の問いは、他の相続人からBへの持分全部移転の登記を申請することができるかである。法定相続分での相続登記がされた後に遺産分割によって一人が単独取得した場合、従来から、他の相続人の持分をBに移転する「遺産分割」を原因とする持分全部移転の登記によることが認められている。したがって「できません」とする解答は誤りである。なお令和5年3月28日民二第538号通達により、これに代えて所有権の更正の登記によることもできるものとされた。イ=誤り。法定相続分での相続登記を遺産分割の結果に合わせて更正する場合の登記原因は「錯誤」ではなく「年月日遺産分割」である。当初の登記は法定相続分に従った有効な登記であり、その後の遺産分割によって権利関係が変動したものだからである。ウ=正しい。上記通達により、遺産分割による所有権の更正の登記は、登記権利者となる者(単独取得した相続人B)が単独で申請することができる。相続登記の申請の負担を軽減し、相続登記の義務化の実効性を確保する趣旨である。エ=正しい。所有権の更正の登記により持分を失う者の持分を目的として抵当権の設定の登記がされている場合、抵当権者は登記上の利害関係を有する第三者に当たるから、その承諾を証する情報を提供しなければならない(不動産登記法68条・66条)。オ=誤り。所有権の更正の登記により持分を増加させる登記権利者は、その登記によって新たに登記名義人となる者に当たるから、登記識別情報が通知される(不動産登記法21条)。したがって正しいのはウとエである。(出典: 令和6年度 司法書士試験 午後の部 第20問)
一問一答
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