問題
選択肢
- 1WACC(加重平均資本コスト)
- 2CAPM
- 3IRR
- 4ROE
正解
1. WACC(加重平均資本コスト)
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解説
WACC(加重平均資本コスト)は、会社がお金を集めるのにかかる平均的なコストのことです。会社の資金は株主が出した自己資本と、銀行借入や社債といった他人資本の二本立てですが、それぞれコストが違います。そこで「全体としてならすと何%のコストで調達しているか」を、調達額の割合で重みづけして平均したものがWACCです。 計算式はWACC=自己資本比率×株主資本コスト+負債比率×負債コスト×(1−税率)です。負債コストにだけ(1−税率)が掛かるのがポイントで、これは支払利息が損金になって税金を減らしてくれる「節税効果(タックスシールド)」を反映しているためです。たとえば自己資本コスト10%・負債コスト3%・税率30%で、資金の半分ずつを使うなら、0.5×10%+0.5×3%×(1−0.3)=5%+1.05%=6.05%となります。 WACCは投資判断のハードルレート(最低限超えるべき利回り)として使われ、IRRがWACCを上回れば投資OK、DCF法ではキャッシュフローをこのWACCで割り引きます。混同しやすいCAPMは株主資本コスト「だけ」を求めるモデルでWACCの部品の一つ、ROEは株主のもうけの割合、IRRは投資自体の収益率で、どれも自己資本と他人資本の加重平均ではありません。
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