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財務・会計難易度:

中小企業診断士 一問一答財務・会計 第348問

問題

配当性向の計算式はどれか?

選択肢

  1. 1配当金総額÷当期純利益×100
  2. 2当期純利益÷配当金総額×100
  3. 3配当金÷株価×100
  4. 4内部留保÷当期純利益×100

正解

1. 配当金総額÷当期純利益×100

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解説

配当性向の計算式は、配当金総額÷当期純利益×100です。これが正解で、会社が稼いだ最終的な利益のうち、どれだけを株主への配当に回したかを示す割合です。 考え方はシンプルです。会社が1年間に稼いだ当期純利益は、大きく二つの使い道に分かれます。一つは株主に配当として分配する分、もう一つは社内に残して将来の投資や備えに充てる内部留保(利益剰余金として蓄積)です。配当性向は、このうち前者の配当に回した割合を測ります。たとえば当期純利益が10億円で、配当金の総額が3億円なら、配当性向は30%。残りの7億円(70%)は内部留保として会社に蓄えられた、ということになります。 この数値の読み方には二面性があります。配当性向が高い会社は、株主への還元に積極的で、株主にとっては嬉しい一方、利益を社内に残さない分、将来の成長投資に回す余力は小さくなりがちです。逆に成長企業は、稼いだお金を事業拡大に再投資したいので、あえて配当性向を低く抑えることが多くあります。どちらが良い悪いではなく、企業の方針や成長ステージによって適切な水準は変わります。 似た用語との違いに注意しましょう。配当を株価で割ったものは配当利回り(株主が投資額に対して得られる利回り)であって、利益に対する割合を見る配当性向とは別の指標です。分子と分母を逆にした式や、内部留保を分子にした式は配当性向の定義とは異なります。

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