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財務・会計難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|財務・会計 第209問

問題

総合原価計算で月末仕掛品の完成度を考慮して算出する数量を何というか?

選択肢

  1. 1完成品換算量
  2. 2生産量
  3. 3投入量
  4. 4歩留量

正解

1. 完成品換算量

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解説

総合原価計算では、月末に作りかけで残っている仕掛品を「もし完成品に直したら何個分か」に換算して計算します。この換算後の数量を完成品換算量といいます。仕掛品はまだ手間が半分しかかかっていないこともあるので、完成品と同じ1個として扱うと原価がゆがんでしまう。そこで進み具合(加工進捗度)を考慮して、完成品ベースの個数に直すわけです。 具体例で見ると、月末に仕掛品が100個あって、その加工が50%まで進んでいるとします。このとき完成品換算量は100個×50%=50個。つまり「完成品50個分の加工の手間がかかっている」とみなして、加工費を完成品と仕掛品に配分します。こうすることで、完成した製品1個あたりの原価と、作りかけの仕掛品に残すべき原価を、手間に応じて公平に割り振れるのです。 なお、材料を最初に全部投入する場合、材料費は進捗度に関係なく100%分かかっているので換算しませんが、加工費(労務費・経費)は進捗度に応じて換算する、という使い分けがポイントです。生産量・投入量・歩留量はいずれも進捗度を反映した「完成品に直した数量」ではないので誤りで、進捗度を考慮して完成品換算するという発想こそが総合原価計算の核心です。

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