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財務・会計難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|財務・会計 第208問

問題

期首帳簿価額に一定率を掛けて減価償却費を計算する方法を何というか?

選択肢

  1. 1定率法
  2. 2定額法
  3. 3生産高比例法
  4. 4級数法

正解

1. 定率法

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解説

定率法は、期首の帳簿価額(取得原価からそれまでの償却累計額を引いた、まだ償却していない残りの金額)に毎期一定の率を掛けて減価償却費を計算する方法です。掛ける率は同じでも、ベースとなる帳簿価額が年々減っていくので、結果として最初の年に償却費が大きく、年を追うごとにだんだん小さくなっていくのが特徴です。 たとえば取得原価100万円・償却率20%なら、1年目は100万×20%=20万円、2年目は残り80万×20%=16万円、3年目は64万×20%=12.8万円…という具合に、前倒しで多く費用化されていきます。これは技術の進歩で早く陳腐化する機械装置や、買ってすぐ価値が大きく落ちる資産の実態に合いやすいため、こうした資産に適しているといわれます。早めに費用を計上できるので、初期の節税効果が大きいのも実務上のメリットです。 対になるのが定額法で、こちらは(取得原価−残存価額)÷耐用年数で毎期同じ額を償却する方法。建物のように長く安定して使う資産に向いています。生産高比例法は走行距離や生産量など使った量に応じて償却する方法、級数法は耐用年数の合計を分母にして逓減的に配分する方法で、いずれも「期首帳簿価額に一定率を掛ける」という定率法の計算ロジックとは異なります。

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