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経済学・経済政策難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|経済学・経済政策 第210問

問題

消費者の最適化条件を別の表現で示すと、各財の「何」が等しくなるか?

選択肢

  1. 1貨幣1単位あたりの限界効用
  2. 2総効用
  3. 3平均効用
  4. 4限界代替率

正解

1. 貨幣1単位あたりの限界効用

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解説

限られた予算でいちばん満足できる買い方をするには、「1円あたりの満足(限界効用)」がどの財でも等しくなるように使えばよい——これが加重限界効用均等の法則です。式で書くと MUx/Px = MUy/Py。MUは限界効用、Pは価格です。 直感で考えましょう。もしリンゴの方が「1円あたりの満足」が大きいなら、ミカンを我慢してリンゴに乗り換えた方が同じ予算でトクします。逆も同じ。みんながこうやって得な方へお金を回していくと、限界効用逓減(買うほど追加の満足は減る)が働いて両者の「1円あたり満足」が近づき、最終的にぴったり一致したところで「もうこれ以上組み替えても得しない」最適状態になります。たとえばリンゴ1個150円で限界効用30、ミカン1個100円で限界効用20なら、どちらも1円あたり0.2で釣り合っている、という具合です。 紛らわしい選択肢を整理します。総効用や平均効用が等しくなるわけではありません(あくまで『1円あたりの限界効用』)。また限界代替率は無差別曲線分析での最適条件「限界代替率=価格比」で出てくる別表現で、加重限界効用均等と数学的には同じ内容を指しますが、問いが求めているのは「各財の何が等しくなるか」なので、答えは貨幣1単位あたりの限界効用です。

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