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経済学・経済政策難易度: 2016年度

中小企業診断士 過去問経済学・経済政策 第20問

問題

いま、ある1つの投入要素のみを使って、1つの生産財を生産する企業を考える。この企業の生産活動を規定する生産関数は、下図のような形状をしているものとし、要素投入量はゼロより大きい。下図に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。なお、ある要素投入量Xに対する生産量がYであるとき、Y/Xを「平均生産物」と呼び、ある要素投入量に対応する生産関数の接線の傾きを「限界生産物」と呼ぶこととする。 a 平均生産物の大きさは、要素投入量が増えるほど小さくなる。 b 限界生産物の大きさは、要素投入量には依存しない。 c どの要素投入量においても、平均生産物の大きさは、限界生産物の大きさよりも大きい。 d 要素投入量がある程度まで大きくなると、限界生産物の大きさは、平均生産物の大きさよりも大きくなる。
経済学・経済政策の図表

選択肢

  1. 1aとc
  2. 2aとd
  3. 3bとc
  4. 4bとd

正解

1. aとc

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解説

図の生産関数は原点を通り上に凸(収穫逓減)の形状。平均生産物(Y/X)は原点と曲線上の点を結ぶ直線の傾き、限界生産物は曲線の接線の傾き。原点を通る上凸関数では、要素投入量Xの増加につれ、原点からの直線の傾き(平均生産物)も接線の傾き(限界生産物)も低下するが、上に凸ゆえに「接線(限界)<直線(平均)」となるためa正・c正。b誤:限界生産物はXに依存して逓減する。d誤:上凸関数では常に平均>限界が成立し、限界が平均を超えることはない。よってaとcの「ア」が正解。収穫逓減(Diminishing Returns)の典型的なケース。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成28年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第20問)

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