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経済学・経済政策難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|経済学・経済政策 第231問

問題

独占企業が異なる消費者グループに異なる価格を設定することを何というか?

選択肢

  1. 1価格差別(価格差別化)
  2. 2略奪的価格設定
  3. 3参入阻止価格
  4. 4ダンピング

正解

1. 価格差別(価格差別化)

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解説

同じ商品なのに、相手によって違う値段で売ること——これが価格差別(価格差別化)です。独占企業のように価格支配力を持つ売り手が、消費者のグループや状況に応じて価格を使い分け、より多くの利益を引き出そうとする戦略です。 身近な例があふれています。映画館の学生割引・シニア割引、平日と週末で違う料金、早割の航空券、電気代の時間帯別料金など。どれも「高くても買う人には高く、安くなければ買わない人には安く」売り分けることで、企業は売上と利潤を増やせます。成立の条件は、客のタイプを区別できること、そして安く買った人が高い相手に転売できない(市場を分離できる)ことです。 価格差別には程度の違いで3種類あります。第1種(完全価格差別)は一人ひとりの支払意思額ぴったりで売る究極の形。第2種は「たくさん買うと割安」のように数量に応じて価格を変え、消費者に自分で選ばせる方式。第3種は学割・シニア割のようにグループごとに価格を変える方式で、現実に最もよく見られます。 紛らわしい選択肢を区別しましょう。略奪的価格設定はライバルを潰すために一時的に赤字覚悟で安売りすること、参入阻止価格は新規参入を防ぐために低めに設定する価格、ダンピングは海外市場に不当に安く売ること。これらは『同じ商品を相手によって違う価格で売る』という価格差別とは目的も仕組みも異なります。

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