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経済学・経済政策難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|経済学・経済政策 第230問

問題

経済の供給面(技術ショック)を重視して景気変動を説明する理論を何というか?

選択肢

  1. 1実物的景気循環理論(RBC理論)
  2. 2ケインズ理論
  3. 3マネタリスト理論
  4. 4ニューケインジアン理論

正解

1. 実物的景気循環理論(RBC理論)

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解説

景気の波を、需要側ではなく経済の供給面(特に技術ショック)から説明しようとする理論が実物的景気循環理論(RBC理論、Real Business Cycle)です。「実物的」とは、貨幣的な要因ではなく、生産技術や生産性といった実物の要因を重視する、という意味です。 発想を押さえましょう。従来のケインズ的な見方は「需要の変動が不況や好況を生む」と考えますが、RBCは「技術進歩の速さの変化など、供給側の生産性ショックこそが景気変動の主因だ」と主張します。たとえば大きな技術革新があると生産性が上がり、人々は今のうちに働いてたくさん稼ごうと労働を増やし、産出量が伸びて好況になる。逆に生産性が落ちる時期は労働も減らし不況になる、という具合です。重要なのは、RBCでは市場は常に均衡しており、景気変動は人々が状況に合わせて最適に反応した結果(合理的な調整)だと捉える点。だから政府が景気対策で介入する必要はない、むしろ無効・有害だと考えます。 他の学派との違いを整理しましょう。ケインズ理論は需要不足を重視し財政・金融政策の有効性を説きます。マネタリスト理論は貨幣供給の変動を重視。ニューケインジアン理論は価格の硬直性などを取り入れつつ政策の役割を認めます。『供給側の技術ショックで景気変動を説明し、市場は常に均衡・政策は不要』とするのがRBC理論です。

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